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徳島県保険医協会 シンボルマーク及びロゴタイプ決定のお知らせ

このたび徳島県保険医協会は、設立40周年の節目に協会シンボルマーク及びロゴタイプを決定いたしました。デザインコンセプトについては「徳島県保険医協会とは」のページをご覧ください。シンボルマークにあわせてこれまでのホームページカラーも変更しています。このシンボルマークとともに、会員の先生方に身近な協会として、事業活動を通じ「保険医の診療・経営・生活・権利を守る」、「国民医療・社会保障制度の充実と向上」を目指して今後も活動してまいります。

第164回 保団連四国ブロック会議決議

 

 長く続く政府の低医療費政策に加え、コロナ禍以降も求められる感染対策に要する経費の増加や物価高騰により、多くの医療機関の経営が悪化している。2024年度診療報酬改定での大幅な引上げがなければ、多くの医療機関は地域住民に十分な医療を提供することができず、多くの住民の命と健康を守ることができない。また、従業員の賃上げ、処遇改善を行うことはできない。

 このような状況にもかかわらず、政府・財界はコロナ禍において医療機関への補助金交付等により黒字化しているとして、診療報酬引き上げの要求を真っ向から否定している。そればかりか、年明けの通常国会に向けて、薬剤の自己負担の引上げ、介護保険における施設の多床室の室料負担導入、介護保険料・利用料の引き上げ、後期高齢者医療制度における「現役並み所得」の判定基準の見直し等、さらなる患者・利用者負担増、給付抑制を行おうとしている。

 さらに政府は、現行の保険証を廃止し、事実上マイナンバーカード取得を強制し、医療現場が考えている医療のデジタル化とは異なる医療DXを推進するとしている。背景には、IT・デジタル産業への莫大な利益と国が収集した医療データを含む個人情報の提供があることが明らかになっている。

 社会保障費の抑制に余念がない岸田政権は、一方で2023年度から5年間で防衛予算を43兆円確保するとして、23年度予算では6兆8 219億円、24年度予算では7兆7 3 8 5億円を計上し、米国製武器の大量購入を明らかにしている。抑止力の強化を理由としているが、軍事力による抑止は平和をもたらさず軍事的緊張を高めることになる。そればかりか政府は、自衛隊の米軍との一体化、南西諸島・九州の軍事基地化を推し進めており、地域住民を不安に陥れている。そのような中、11月29日には屋久島沖で米空軍所属のCV-22オスプレイが墜落した。しかし、日米地位協定により日本はアメリカの同意がない限り、捜査差し押さえをする権利を行使できない。

 防衛予算の急激な増額は大幅な増税を伴う。岸田政権はこの増税から国民の目をそらそうと減税の打ち出しに躍起になっており、露骨なやり方に多くの国民から批判がおきている。

 今、政府に求められていることは、コロナ禍でも内部留保をため込む大企業に応分の負担をさせ、物価高騰に苦しむ市民や中小零細業者の生活と生業を保障し、消費税減税やインボイス制度の廃止等の抜本的な負担軽減を行うとともに、医療・社会保障を充実させ生活の下支えを行うことである。

 わたしたちはいのちと健康を守る医師・歯科医師として、日本のさらなる防衛予算の拡大を許さず、社会保障の充実で安心・安全な社会をつくるため、以下の要求を実現するため 奮闘する。

一.新興感染症に備えるためにも医療費抑制政策を転換し、公衆衛生体制や医療提供体制を抜本的に強化すること。一部導入が議論されている減収補填についてすべての医療機関を対象とすること。

一.診療報酬・介護報酬を引き上げ、不合理是正を行なうこと。

一.保険でより良い歯科医療実現のため、保険適用範囲を拡大し、歯科技術料と歯科技工料を正当に評価するとともに、金パラ等の歯科医療材料を国の責任で安定供給し、差損が生じないようにすること。

一.消費税を減税するとともにインボイス制度を中止し、医療にはゼロ税率を導入して医療機関の控除対象外消費税負担を解消すること。

一.高すぎる国保保険料や介護保険料を引き下げること。

一.一部医薬品の高薬価を是正するとともに、国の責任で日常診療に不可欠な医薬品の安定供給を行うこと。

一. 医療現場に混乱をもたらし、患者にも医療機関にもメリットのないマイナンバーカードによるオンライン資格確認の導入義務化と保険証の原則廃止を中止すること。

一.日本政府は、平和憲法に基づき、あらゆる武力紛争が平和的に解決されるよう外交努力を行うこと。

以上

2023年12月10日         

保団連四国ブロック協議会     

徳島県保険医協会 香川県保険医協会

愛媛県保険医協会 高 知保険医協会

年末年始の事務局休務について

 徳島県保険医協会は、12月29日(金)~1月4日(木)までを事務局休務とさせていただきます。

年始は、1月5日(金)より通常業務を開始いたします。

ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

シンボル+ロゴタイプができるまで Part2

徳島県保険医協会のシンボルマーク及びロゴタイプ完成までの過程について、会員専用ページにて紹介しています。

ついに決定したロゴデザインは、2024年1月10日(水)午後よりこちらのホームページに掲載いたします。2024年1月10日発行の『徳島県保険医新聞』では、デザイン発表とともに、今回ロゴを手掛けていただいた近藤デザイン事務所・近藤さんからのコメントも掲載しています。

徳島県保険医新聞12月号 更新のお知らせ

 徳島県保険医協会では毎月5日に、徳島県保険医新聞を発刊しております。会員専用ページから徳島県保険医新聞をご覧いただけます。

徳島県保険医新聞2023年12月号

シンボル+ロゴタイプができるまで Part1

徳島県保険医協会は、設立40周年の節目にシンボルマーク及びロゴタイプ(文字のデザイン)を作成することといたしました。デザインは、ホームページ制作でお世話になっているデザイナーの近藤哲朗さん(近藤デザイン事務所:徳島市)に依頼し、現在進行中です。近藤さんは徳島県立中央病院のロゴも手掛けられています。

※会員専用ページにて、完成までの過程を紹介していきます。

2023年10月1日以降の「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱い(入院外)」について

今般、厚生労働省より、令和5年10月1日以降の診療報酬に係るコロナ特例措置の取扱いが示されました。

10月以降の取り扱いについて、まとめたFAX情報(入院外)を送付しましたので会員専用ページよりご確認ください。

入れ歯供養祭のご案内 10月7日(土)

 今年も徳島県で唯一、歯の神様がいる船盡(ふなは て)神社(別名:歯ノ辻神社)にて『入れ歯供養祭』を行います。只今、供養祭にご参列いただける方、供養する入れ歯を募集中です。

 どなたでもご参列・供養する入れ歯をお持ちいただけます。ご協力の程、よろしくお願いいたします。

※詳細についてはチラシをご確認ください

事務局休務のお知らせ

徳島県保険医協会は、8月11日(金・祝)~8月15日(火)までを事務局休務とさせていただきます。

ご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

保険医厚生会設立のお知らせ

この度、福島・栃木・茨城・広島・徳島・長崎の6つの保険医協会で保険医厚生会を設立いたしました。保険医厚生会では、「協会員の生活向上、福利厚生のために」を理念とし、保険医協会相互の協力により、様々な事業を行っていく予定です。

保険医厚生会で実施する事業は、6協会の会員が利用できます。個人会費は不要です。

保険医厚生会の事業内容は改めてご案内させていただきます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

保険医厚生会のホームページはこちら