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6月16日(日)第41回定期総会を開催しました

協会は6月16日、ホテルサンシャイン徳島アネックスにて第41回目となる定期総会を開催しました。井上正仁副理事長が司会を務め、納田一徳理事長の冒頭挨拶に続き、当会会員でもある仁木博文衆議院議員からご挨拶いただきました。その後役員が交代で2023年度活動報告、決算・監査報告を行い、続いて2024年度活動方針案、予算案の全ての議案が承認され、役員改選、決議を採択し、滞りなく終了しました。決議では、①現行の健康保険証完全廃止を撤回しマイナ保険証と併用できようにすること、②地域医療を守るため診療報酬・介護報酬を抜本的に引き上げること、③従業員の賃金引き上げは処遇改善加算ではなく基本診療料を引き上げること、④物価高騰等の影響による医療機関の減収補填のために財政支援を行うこと、⑤医療・介護従事者の労働環境の改善、充実のための施策を講じ、公的責任で医師不足、偏在を解消すること、⑥命と健康を脅かす核兵器廃絶に向けて核兵器禁止条約を批准すること、について意見表明を行いました。今後とも会員の皆様のますますのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

定期総会後の記念講演会では、立正大学心理学部 対人・社会心理学科教授の西田公昭氏(徳島県出身)に『非科学をなぜ信じるのか!疑似科学、陰謀論、信仰とウェルビーイングについて』をテーマにオンラインにてご講演いただきました。マインドコントロール研究の第一人者で各種メディアにも出演されており、県外の保険医協会・医会会員の関心も高く、オンラインで多数のご参加がありました。

講演会後は会員、会員家族、ご来賓参加による懇親会を開催し、和やかな雰囲気の中32人が交流を深め、無事1日の日程を終えました。

(当日の様子は徳島県保険医新聞7月号に掲載いたします)